若手に喝! 東京オリンピック(五輪)代表の新田祐大(35=日本競輪選手会)が、250メートルタイム測定で男子で、1番時計の18秒050をマークし、関係者しかいない場内をどよめかせた。

新田は、東京五輪を最後に競技の第一線から退き、競輪に専念する意向を明かしていたが「現時点では、まだナショナルチームで共に高みを目指しているので、今の自分の立ち位置を確認したかった。それと、若手にもっと危機感を感じてもらいたい」と、タレント発掘記録会参加を決意。パリ五輪を目指す次世代組を脅かす存在として、自ら名乗りを上げた。

新田は13日の1キロタイムトライアルに出場。大会連覇と同時に「1分0秒を目指す」と、日本記録1分0秒017の更新を狙う。