初代王座を目指す東京サントリーサンゴリアス(東京SG)が、東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)との「府中ダービー」を制した。計7トライの猛攻で前半の3点ビハインドをはね返した。

【リーグワン展望】初代王座争いはトップリーグ4強+神戸が軸>

東京SGは2点リードの後半20分、ニュージーランド代表で新加入のFBダミアン・マッケンジー(26)が約47メートルのPG成功。自陣からも果敢に仕掛け、FW、BKが一体となった攻撃で得点を量産した。同じ東京・府中市を拠点とするライバルを振り切った。

◆リーグワン トップリーグ(TL)を刷新したラグビー国内最高峰の新リーグ。地域密着を狙い、各チームが活動拠点の「ホストエリア」を設定。3部制で全24チーム。1部は5月8日までリーグ戦16節を戦う。TL時代の16から減った12チームがA、Bの2組に分かれ、同組内で2回戦総当たり、別の組とは1試合ずつ交流戦として対戦。付与される勝ち点は勝ち4点、引き分け2点、負け0点。7点差以内の負けは1点、3トライ差以上の勝ちは追加で1点が付与される。5月に、勝ち点の上位4チームによるプレーオフトーナメントで初代王者を決定する。