バドミントン男子決勝でコンサドーレがJR北海道を3-1で下し、シーズン最初の大会で2年連続の優勝を果たした。2-1で迎えた第2シングルスで加入2年目の本田大樹(23)が24-22、21-16の2-0で勝利し、連覇を決めた。2-1で勝利した第2ダブルスにも出場した本田は、点を決めても雄たけびを挙げたりせず、表情を変えない。冷静に「北海道で勝てなければ全国でも勝てない。北海道選手権を取る意味は大きい」とうなずいた。

17年発足のチームはS/Jリーグで2部から昇格し、今季は日本最高リーグでプレーする。秋のリーグ開幕に向けて「トップの選手と対戦できるのは楽しみ」と本田。3月に2年連続で行った沖縄キャンプでは、有酸素運動で下半身を鍛えるなど体力づくりを中心に取り組んだ。吉田仁監督(41)は「対等にやり合える準備をしてきた」。バドミントンでもコンサドーレの名前を売り出す。

○…11月27日に北ガスアリーナ札幌46で予定されているS/Jリーグ札幌大会で、コンサドーレの対戦相手に、日本代表主将で現在世界ランキング2位の桃田賢斗(27)が所属するNTT東日本が候補となっている。北海道実業団連盟らが調整中だ。女子では北海道出身で18、19年世界選手権金メダルの永原和可那、松本麻佑(ともに26)が所属する北都銀行の試合開催を計画している。