ラグビー・リーグワン2部の順位決定戦(1~3位)第2節が4月30日、東大阪市の花園ラグビー場で行われ、花園(近鉄、リーグ2位)が1部自動昇格に王手をかけた。認定トライを含む計7トライを挙げて47-17で三重(ホンダ、同3位)に勝った。花園は8日の最終節(秩父宮)で、相模原(三菱重工、同1位)に引き分け以上でトップリーグ時代の17年度以来の1部昇格が決まる。

オーストラリア代表110キャップのSHウィル・ゲニアと、同75キャップのSOクエイド・クーパーの“黄金ハーフ団”が約1カ月半ぶりに先発復帰。スクラムでも力強さを発揮した。前半5分にWTB木村が約40メートルを走りきって先制すると、1度もリードを許さなかった。フランカー野中は「いつも以上に気持ちが入っていた。スクラムでも反則を取れる自信があった」。相模原にはリーグ戦で2連敗。1部昇格へ雪辱を果たす。三重は入れ替え戦出場が決まった。