昨季の関西リーグ1位京産大と、2位近大の注目対決が行われた。

京産大は前半7分にフランカー井上康晴(3年=興国高)が先制トライを挙げると、4分後にもモールを押し込んで加点した。一時は近大に4点差まで追い上げられるも、同31分にはプロップ野村三四郎(4年=西陵高)が飛び込んで突き放した。前半だけでFW陣が4トライを積み重ね、昨季の大学選手権4強入りに貢献したキック職人のFW竹下拓己(4年=東福岡)が4本のコンバージョン全てを成功。前半を28-15とリードして折り返した。

後半5分にもモールでトライを奪うなど、56-22で昨季関西2位に躍進した近大に圧勝した。

京産大はプロップ3番に渡辺龍(4年=甲南高)を起用。ハードタックラーの三木皓正(3年=京都成章)はNO8で先発し、SOは家村主将に代わって辻野隼大(2年=京都成章)が入った。

Bチームは71-5、Cチームは35-7でいずれも京産大が勝った。

22日には昨季の大学選手権準決勝(1月2日)で大接戦の末に敗れた、王者帝京大との試合が都内で組まれている。