バスケットボール男子日本代表経験を持つベテランの竹内譲次(37)が、来季もBリーグ1部(B1)の大阪エヴェッサでプレーすることになった。クラブが19日、22-23年シーズンの選手契約で基本合意に達したと発表した。

竹内は今季、アルバルク東京から生まれ故郷に本拠地を構えるチームに移籍。57試合に出場した今季は1試合平均15分50秒のプレーで同3・2得点、同4・9リバウンドの成績だった。チームは西地区8位に低迷した。

クラブを通じて竹内は、「来シーズンもエヴェッサの一員として戦えることに感謝しています。今シーズンの結果は不運もありましたが、それは関係なく自分たちの力のなさだと思います。この悔しさをバネにオフからしっかり準備して、来シーズンは素晴らしいものにしたいと思います」とコメントした。

身長207センチの竹内は、双子の兄公輔(宇都宮ブレックス)とともに高校時代から注目を集め、同年代の選手は「竹内世代」とも称される存在。

◆竹内譲次(たけうち・じょうじ)1985年(昭60)1月29日、大阪府生まれ。双子の兄公輔(B1宇都宮)との「ツインタワー」として名をはせ、京都・洛南高で02年ウインターカップ優勝。東海大から07年に日立(現SR渋谷)に入団し、16年のBリーグ開幕を前にA東京に移籍して連覇に貢献。21年から大阪に移った。日本代表でも活躍し、19年W杯に出場。207センチ、98キロ。