ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)が、ウルグアイに快勝した代表選手に高評価を送った。

世界ランク10位の日本は18日に東京・秩父宮ラグビー場で行われたテストマッチで、同19位のウルグアイを34-15で退けた。一夜明けた19日、オンライン会見に臨んだジョセフHCは「コーチ陣も自分たちが見たい選手を見ることができた。キャップがない選手に機会をつくることができた」と振り返った。

リーグワン初代新人賞で初キャップのWTB根塚洸雅(東京ベイ)が先制トライを挙げるなど、若手も活躍した。メンバーは大分・別府市合宿で練習を積んできた日本代表候補で構成。活躍次第では、代表トップ選手が集う宮崎合宿に招集される可能性がある。

今後の“昇格”については「この後ミーティングして、オプションでどちらの選手が来るのか話をしたい」と明言を避けた。宮崎合宿組ではプロップのクレイグ・ミラー(埼玉)が、ふくらはぎの筋断裂で離脱。「現状だとケガ人も出ている。そこを含めてミーティングで決めたい」とした。