昨季の全国大学選手権で4強入りした京産大が、大勝で決勝に進んだ。

序盤から前へ出る推進力で主導権を握った。前半9分にスクラムトライを奪うと、バックスの走力でもトライを重ねた。前半だけで6本のトライを奪い、FB竹下拓己(4年=東福岡)が角度のある難しいキックも決めた。

後半15分にもこの日2本目となるスクラムトライ。後半開始直後と、試合終了間際にトライを許すなどまだ課題も多いが、終わってみれば計12トライで78得点の圧勝だった。

立命大は57-17で同志社大を破って4強入り。今季の仕上がりは順調と見られていたが、力の差は歴然だった。

7月3日の決勝戦(天理親里、有観客)は京産大-天理大の対決になった。