1季目のシーズンを終えたラグビー「リーグワン」が、観客数増を2季目の第一目標に掲げた。4日、東海林一専務理事と太田治常務理事が都内のスポーツ庁を表敬訪問。同庁の室伏広治長官と意見交換した。

東海林氏は冒頭、リーグ1年目を振り返り「コロナでファンの皆さまにご迷惑をおかけした」とした上で、各方面の協力に感謝しながら「まだまだリーグワンとして世の中に対する浸透が不十分」と現状を分析。冬に開幕を予定する2季目に向けて「多くの方にスタジアムに来てもらうことが絶対的な第一目標です」と伝えた。

決勝を観戦した室伏長官は「ラグビーへの関心が高いと思いました」と感想を語った。東海林専務理事はスタジアム確保の課題にも触れ「ご支援をちょうだいしつつ、自治体とも連携していきたい」と思いを明かした。【松本航】