フィギュアスケート男子で冬季五輪2連覇の羽生結弦（27＝ANA）が19日、都内で記者会見を開いた。
今後について「まず競技会に出るつもりはないです。僕がやってきた中で、結果に対して取るべき事は取れたと思ってますし、そこに対する評価を求めなくなったのかな」と説明した。プロアスリートとして活動していくことを表明した。
輝かしい成績を残してきた。退くことへの迷いについては「揺れ動いたりはあったんですけど、そもそも平昌五輪で、引退しようと、引退という言葉が好きじゃないので使いたくないんですけど、2連覇してそこからがスタートですと、心の中から言える時期があって、いまそういう心境です」と語った。
「さみしさは全然ないです。（今後は）もっと決意、希望に満ちあふれたものだと思っていたので、これからも期待してやって下さいと胸を張って言える気持ちでいます。さみしさはないです。これからも頑張っていきたい」と、しっかりと前を見つめた。
