ラグビー女子7人制日本代表「サクラセブンズ」が17日、9月に南アフリカで行われる7人制W杯へ気持ちを切り替えた。

ワールドラグビー・セブンズチャレンジャーシリーズ2022チリ大会で優勝し、世界最高峰の戦いとなるワールドラグビー・セブンズシリーズ(22年12月のドバイ大会で開幕)への4季ぶり復帰が決定。帰国し、オンライン取材に応じた平野優芽主将(22=ながとブルーエンジェルス)は「昇格を決めることは(24年パリ)オリンピックに向けて大事。まずは本当にホッとしています」と安堵(あんど)した。

休む間もなく9月には7人制W杯がやってくる。日本は初戦でフィジーと対戦。選手とコーチを兼任する中村知春(34=ナナイロプリズム福岡)は「(昨夏の東京五輪最下位で)サクラセブンズの評価が落ちていた。もう1回、取り戻すチャンスになった」としつつ「フィジカルの部分。世界トップ4レベルのコンタクトを意識しないと、世界レベルでは戦えない」と大舞台を見据えて気を引き締めた。【松本航】