昨夏の東京オリンピック(五輪)銀メダルの日本(世界ランキング8位)は1次リーグB組でカナダ(同4位)に敗れて2連敗となり、通算1勝2敗となった。カナダは開幕3連勝となり、決勝トーナメント進出を決めた。

前半の日本はフィールドゴール成功率が29パーセントにとどまるなどシュート精度を欠き、25-41とリードされて折り返した。後半にはオコエ桃仁花(23=デンソー)の連続3点シュートなどで反撃するシーンもあったが、流れをつかみきれずリードを広げられた。

恩塚亨監督(43)は「フィジカルな攻防の中で、球際の勝負で流れをつかみたかったが、逆に相手につかまれる展開になってしまった」と敗因を分析した。

大会には12チームが出場。1次リーグは6チームずつ2組に分かれて争われる。日本は26日にフランス(同6位)、27日にオーストラリア(3位)と対戦する。各組上位4チームが決勝トーナメントに進出。優勝チームには24年パリ五輪出場権が与えられる。

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