NBA4年目を迎えたウィザーズの八村塁(24)が日本開催のオープン戦最終戦となる第2戦に出場。先発で26分21秒プレーして11得点、10リバウンドと活躍した。初戦ではわずかに届かなかった“ダブルダブル”をマーク。試合前にコート上で「日本滞在は僕にとってもチームにとっても素晴らしいものになっている。最後の試合を全力で頑張る」と話していた通りの活躍を見せた。

相手から厳しいマークを受けながらも、次々とタフショットを決めて得点を重ねた。

第1クオーター(Q)残り約5分では、最後は倒れ込みながらシュート成功。ファウルで得たフリースローも落ち着いて決めた。その約1分後には、フェイクを入れて相手選手2人を振り切り、ジャンプシュートを沈めた。

第2Qにも難しいシュートを決めてチームを勢いづけた。ドリブルで敵陣に持ち込むと、最後はファウルを物ともせず空中で体勢を立て直して同点レイアップ。直後のフリースローも決めていったんは試合をひっくり返した。残り約2分には今季オープン戦初の3点シュートを決めて得点を2桁の11得点に乗せた。

第3Qには得点がなかったが2つのリバウンドを確保し、得点に続いてこの部門でも2桁に乗せた。

オープン戦2試合目ということで首脳陣は無理をさせず、第4Qで八村の出番はなかった。

昨季王者ウォリアーズのスーパースター、ステフィン・カリーも存在感を発揮。前半だけで17得点を挙げて会場を沸かせた。

試合はウォリアーズが終盤に再逆転し、日本開催を2連勝で終えた。

ウィザーズは10日と14日にもオープン戦を行い、19日に敵地インディアナでのペーサーズ戦で今季開幕を迎える。