2日に韓国オープンで優勝。12度の優勝を誇る錦織圭(32=ユニクロ)に次ぐ日本男子2人目のツアー複数回優勝を遂げた西岡良仁(26=ミキハウス)が、3日発表の最新世界ランキングで、20年2月にマークした48位を抜き、自己最高の41位となった。西岡は、自身のSNSで「ふぉう!」と喜びを表現。自身の41位が示されている世界ランクを掲載した。

世界41位は、73年に現行のコンピューター世界ランキングが始まって以来、日本男子がマークした3番目に高い世界ランキングだ。日本男子最高位は、もちろん錦織が15年3月に記録した4位。これは、アジア男子最高位でもある。次ぐのは、17年10月に杉田祐一がマークした36位だ。西岡の41位は、それに次ぐ記録で、46位の松岡修造を超えた。

西岡は、3日に帰国。同日に開幕した楽天ジャパンオープン(東京・有明)に出場するため、大会のホテルに入った。1回戦は、5日以降に予定されている。相手は、同33位のケツマノビッチ(セルビア)だ。過去の対戦は西岡から2勝1敗だ。

この日の1回戦で、19年ウィンブルドンジュニア・シングルス優勝の望月慎太郎(19)、世界95位のダニエル太郎(29)は1回戦で敗れた。

◆楽天ジャパンオープンは、10月3日から9日まで、WOWOWで全日生中継。WOWOWオンデマンドでも同時ライブ配信される。