4季ぶり3度目の優勝を狙うアルバルク東京が、昨季東地区1位の千葉ジェッツに快勝した。

司令塔役のポイントガードを務める新加入のジャスティン・コブスを軸に、A東京は序盤から流れをつかんだ。前半を44-31で折り返し、後半もセーフティーリードを保った。

スペイン代表歴を持つセバスチャン・サイズが17得点、13リバウンドで、2項目で2桁の“ダブルダブル”をマーク。「ホームで勝てたのは皆さんのサポートのおかげ」と満員の観衆に感謝した。この試合のMVPにも選ばれ、東洋水産の即席麺「マルちゃんZUBAAAN!(ズバーン)」1年分が贈られた。

千葉は日本代表でも司令塔を務める富樫勇樹が中心となって反撃したが、及ばなかった。

リーグ屈指の人気を誇る両チームの対決。国立代々木競技場を本拠地に戻したA東京にとって今季ホーム開幕試合でもあり、レギュラーシーズンでは歴代4位となる8919人の観客を集めた。会場の外は雨にもかかわらず、大勢の観客が訪れた。

両チームは8日も同会場で対戦する。