全国高校バスケットボール選手権(ウインターカップ)の組み合わせが24日に決まった。大会は東京体育館をメイン会場に12月23日に開幕。県勢は男子の開志国際(新潟1位)、帝京長岡(同2位)、北越(同3位)の3校と、女子は開志国際の男女4校が全国に挑む。

今夏の全国高校総体準優勝の男子・開志国際は第2シードで2回戦から登場し、仙台大明成(宮城)-八女学院(福岡)の勝者と対戦。対戦が予想される仙台大明成は優勝5回を誇る強豪だけにギアを始めからトップに上げる。富樫英樹監督(60)は「初戦に照準を合わせ、インターハイの忘れ物を取りにいく」と初優勝を視野に入れた。

昨年の大会で準優勝・帝京長岡は、中国地区1位の広島皆実と1回戦で対戦する。柴田勲監督(53)は「初戦の相手は手ごわいが、一戦必勝」と上位進出を虎視眈々(たんたん)と狙う。北越は1回戦で福島南と対戦。後藤寛史監督(34)は「まずは初戦にフォーカスする」と昨年の実績と同じ全国1勝をテーマにした。

女子の開志国際・伊藤翔太監督(34)は「1回戦に合わせて、しっかり準備したい」と初戦の浜松開誠館(静岡)戦に意気込んだ。女子決勝は12月28日。男子決勝は同29日に行われる。