2連覇を目指す帝京大(関東対抗戦1位)が筑波大(同5位)を圧倒し、決勝進出を決めた。

前半11分にWTB小村真也(2年=ハミルトンボーイズ高)のトライで先制すると、2点差に迫られて迎えた同25分にはNO8延原秀飛(3年=京都成章)がトライを決めて主導権を握った。FWはスクラムで圧倒し、後半は無失点と安定感抜群。攻撃では計11トライを挙げ、最後まで集中力が途切れなかった。

CTB松山千大主将(4年=大阪桐蔭)は「しっかりと(仲間が)痛いところ、しんどいところに、タフにしぶとくいってくれたので、こういう結果が生まれたと思います」と振り返り「必ず勝って、日本一になって、連覇をしたいと思います」と決勝を見据えた。

同じ国立競技場で行われる8日の決勝では、早稲田大(関東対抗戦3位)と対戦する。