駿台学園(東京)がストレート勝ちで、2年ぶりの決勝に駒を進めた。

攻撃力で圧倒した。第1セットを25-19で奪い、第2セットを25-13。第3セットも25-20で押し切った。身長190センチのアウトサイドヒッター佐藤遥斗(3年)が攻撃の軸となり、堅実なディフェンス力も光った。ここまでの全4試合を1セットも落とさず、決勝進出を決めた。

今大会初の有観客開催。得点を挙げる度にスタンドからの手拍子が響いた。勝利に導いた佐藤は「楽しまないともったいない」との思いで臨み、声援を力に変えた。

決勝は鎮西(熊本)との対戦。吉田竜也主将(3年)は、相手のエース舛本颯真(3年)に警戒心を強め、「しっかり拾えるようにしたい」と引き締めた。6年ぶりの日本一を懸けた大一番へ、「明日も勝ち切って優勝したい」と誓った。

男子決勝は8日午前11時30分から、東京体育館で行われる予定。

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