中学3年生の松島輝空(そら、15=木下アカデミー)が、悲願の初優勝へ4強に進出した。

木方圭介(山口・野田学園高)を3-0(11-3、11-7、11-7)で圧倒。準決勝、決勝が予定される26日に向けて「小6から2位が2回。ずっと悔しい結果で、今度こそは絶対に何が何でも優勝する。今回のジュニアは絶対に優勝したいです」と力強く言い切った。

幼少期から注目されてきた有望株は身長が168センチにまで伸び「パワーだったり、普段(これまで)だったら届かない場所が届く。打ち合いになっても、打ち合える実力にはなってきたかなと思います」と成長を実感する。準決勝は吉山和希(愛知・愛工大名電高)と対戦。26日は一般の男子シングルス初戦(4回戦)、及川瑞基(木下グループ)と組む男子ダブルスも4回戦を控えており「全試合勝てたらいいかなと思います」と最高の1日にする。【松本航】