卓球の24年パリオリンピック(五輪)代表選考レースは29日閉幕の全日本選手権で、前半戦の主要大会を終えた。

昨年から来年の同選手権まで約2年にわたり、国内外の大会やTリーグなどを対象に加算される選考ポイント。男子は第1回、第3回五輪選考会を制した張本智和(IMG)が独走態勢。全日本選手権2連覇の戸上隼輔(明大)は60点を加え、4位から3位に浮上。圏内となる2位の篠塚大登(愛知工大)と3点差に迫った。5位の吉村真晴(TEAM MAHARU)は世界選手権アジア大陸予選会で、五輪2連覇の馬龍(中国)から金星を挙げた。