女子日本代表のロコ・ソラーレがノルウェーとの1次リーグ第5戦に臨み、10-3で快勝した。3連勝を飾り、成績を3勝2敗とした。

苦戦したアイスに対応した。ノルウェーとのゲームは、2-11で大敗したスイス戦同様、Cシートで開催。この試合でも、ロコ・ソラーレは複数点を奪うことができず、前半の第5エンド(E)までを2-3で折り返した。

流れが変わったのは後半から。先攻の第6Eで1点をスチール。3-3の第7Eでは、サード吉田知那美(31)が自チームのストーンをハウスの中心に寄せると、スキップ藤沢五月(31)もドローショットを決めきり、相手のミスを誘発した。このエンドで3点をスチールすると、第9E、第10Eでもスチールに成功。後半は4連続スチールで突き放した。

セカンド鈴木夕湖(31)は「私自身もアイスの変化に対応することが難しくて、結構苦戦していたんですけど、コミュニケーションによってもっともっと(プレーも)良くなると気付けた」と確かな手応えを得た。

1次リーグは7日間で12試合が組み込まれており、今後も過密日程の中でゲームが続く。「良いところはそのまま生かして、もう少し良くなれるところはしっかり反省して。特にコミュニケーションについては、すぐに修正できるところだと思う」。13チーム中6チームが進出できる決勝トーナメントへ、持ち味の対話力を武器に突き進む。

4連勝を懸け、次はトルコとの1次リーグ第6戦(日本時間21日午後10時)に臨む。