バスケットボール男子Bリーグの島田慎二チェアマンが28日、地上派で中継された前日のチャンピオンシップ決勝第1戦で、試合終了直前にテレビ中継の生放送が終了した件について、「改善すべきところは我々にもある」と述べた。

琉球ゴールデンキングスが千葉ジェッツに先勝した前日の第1戦は、5分間の延長戦でも決着がつかず、さらに5分間の再延長戦へ。決着が大幅に長引いた影響で、最後の数十秒を残して日本テレビの地上派中継が終了した。これが物議を醸し、SNSで多くの意見が飛び交った。

島田チェアマンは、2時間強の中継枠に加えて25分間の延長枠が設けられていたと説明。「1回のオーバータイム(延長戦)であれば許容できる準備をしていた」ものの、再延長戦に突入したことで「最後のワンプレートが切れた」という。

「日本テレビさんにはあれだけご支援いただき、中継いただいた」とした島田チェアマンは「たまたまダブルオーバーライブになったことで、ネガティブに声が出てしまったことは残念。不測の事態だった」と述べた。

試合前のセレモニーなどが長くなっている印象があるとし、改善の必要について言及。「いまの時代、エンターテイメントのコンテンツは時間がすごく重要になる」と話した。