来年のパリオリンピック(五輪)で12年ロンドン五輪銅以来のメダル獲得を目指す世界ランキング6位の「火の鳥NIPPON」が、同30位のクロアチアにストレート勝ちを収めた。

開幕戦のドミニカ共和国戦に続く勝利で、VNL名古屋大会の戦績を2勝0敗とした。アタック、ブロック、サーブともに高レベルのプレーを披露。昨年のチャレンジャーカップで優勝し、VNL初出場を果たして勢いに乗るチームを、寄せ付けなかった。

第1セット(S)を25-17で先取。第2Sは序盤から1点ずつ取り合う攻防となったものの、15-15の場面でキャプテン古賀紗理那(27)が気を吐いた。スパイクやブロックなどを決めて、日本は7連続得点に成功。一気に点差を広げて、このSを25-19で奪った。第3Sは勢いそのままに、多くの選手を投入。相手エースのスパイクを島村春世(31)が止めるなど、ブロックでの得点も重ねた。最後はエース井上愛里沙(28)がスパイクを決め、25-20で勝負を決めた。

次戦は3日、ブルガリアと対戦する。

【バレーライブ】真鍋ジャパン、クロアチアにストレート勝ち VNL1次リーグ2連勝