体重無差別で争う全日本選手権(4月29日・日本武道館)予選を兼ねた大会が行われ、男子は100キロ超級で2021年世界選手権王者の影浦心(日本中央競馬会)ら9人が出場権を獲得した。

影浦は本戦出場を決めると、コンディションを考慮して準々決勝を棄権。「全日本選手権制覇は最大の目標であり悲願。そこに向けて、またつくり直していきたい」と話した。東部直希(日本中央競馬会)が優勝した。

全日本女子選手権(4月21日・横浜武道館)予選を兼ねた東京都女子選手権も実施され、8人が本戦に進出。池田紅(東海大)が制し「昨年の本戦は3位で悔しい思いをした。今年は絶対に優勝する」と意気込んだ。(共同)