フィギュアスケート男子のトップ選手の一人、山本草太(24)が19日、名古屋市で行われた中京大の卒業式に出席した。印象深い出来事として、2位に入った一昨年12月のグランプリ(GP)ファイナル(トリノ)を挙げ「転機になる試合。世界のトップで戦うことの楽しさに改めて気付くことができた」と振り返った。

今後は所属先を探しながら、同大を拠点にして練習する意向。世界選手権でのメダル獲得を目標に掲げ「もっともっと攻めて、五輪に出場できるように成長していけたら」と2026年開催のミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪を見据えた。