3年ぶり3度目の出場となった小松原美里(31)、小松原尊(32)組(倉敷FSC)は自己最高位を更新する18位で大会を終えた。リズムダンス(RD)20位から迎えたFDは106・98点の合計173・90点とした。

前日のRDではツイズルでバランスを崩すミスが出た美里は「気持ちよかったです。昨日のミスから一夜、メンタルの格闘を1人でしていて。普段トレーニングしているからこそ、今日の演技ができた」と情感を込めた滑りを振り返った。「かおちゃんとりくりゅうの素晴らしい演技や涙が、『私もやるぞ』っていう気持ちにしてくれました」。坂本花織、三浦璃来、木原龍一という日本代表として北京五輪も戦った仲間の奮闘も力に変えた。

拠点とするモントリオールでの開催だった。尊は「先生たちとファンの皆様の方々と、家族もいるから。本当に感謝という気持ちを伝えたいなと思ってます。本当にこのすてきな会場で、感謝の気持ちがいっぱいあります。すごくいい力をいただきました」と感謝した。

マディソン・チョック、エバン・ベイツ組(米国)が合計222・20点で2連覇を果たした。