<世界体操>◇8日目◇14日◇東京体育館

 内村は落ち着いた表情で快挙の喜びを語った。

 -3連覇を達成。

 「6種目でかなり高い完成度の演技ができた。着地も3種目で止められたので良かったが、まだ全種目で止められなかった。それは来年の課題」

 -勝因は。

 「結果や点数は気にせずに、一つ一つ丁寧にやっていこうとしたことが結果につながった」

 -最後の鉄棒で着地を完璧に決めた。

 「五輪の時よりも歓声がすごくて、すごい音がして正直びっくりした」

 -団体は2位だった。

 「団体が終わってから何も考えられなくて、個人総合ができるか分からない精神状態まで自分で落とし込んで、もう一度気持ちを上げてきた」

 -エレガンス賞も。

 「個人総合の金メダルはうれしいが、何よりエレガンス賞をもらえてうれしい」

 -ロンドン五輪へ。

 「個人総合は考えていない。やっぱり団体で金メダルが取りたい」