2020年東京五輪に向けて国立競技場が建て替えられるのを前に、31日に同競技場で開催される解体前最後のイベントで1964年東京五輪の体操男子金メダリスト、小野喬氏ら夏冬の五輪で活躍した名選手やパラリンピアンらが参加して聖火リレーを実施する計画があることが16日、分かった。

 トーチをつないで聖火台に火をともす演出で、サッカーの三浦知良(横浜FC)や84年ロサンゼルス五輪柔道男子無差別級金メダリストの山下泰裕氏らもランナーの候補に挙がっている。

 国立競技場を運営する日本スポーツ振興センター(JSC)の関係者は「64年の記憶を呼び起こすイベントとして企画している」と話した。