昨年末のスキー事故で頭部を負傷し、意識不明の重体となっていた元F1世界王者のミハエル・シューマッハー氏(45=ドイツ)が、昏睡(こんすい)状態から脱したと、代理人のケーム氏が16日、明かした。

 同氏は声明文で「ミハエルは長期リハビリのために、(手術を受けた)仏グルノーブルの病院を離れました。もう昏睡状態ではありません」とした。同日、スイスのローザンヌ大学病院関係者が、シューマッハー氏の転院先だと認めた。