北京五輪男子マラソン金メダルのサムエル・ワンジル(22=ザバス)が、09年8月の世界選手権(ベルリン)を回避し、同9月のベルリンマラソンで世界記録(2時間3分59秒)の更新に挑戦する意向を示した。28日、東京・中央区の明治製菓で今月1日から1年間の広告契約などを結んだと発表。五輪後、最初のマラソンは来年4月のロンドンになるが、記録はベルリンで狙う。ワンジルは「ベルリンは走りやすい。まだフラットなコースに出たことがないから」と説明。2時間2分台を将来の目標に挙げた。