文部科学省は１３日、五輪でメダル獲得が有望な競技を重点支援するマルチサポート事業で１８年平昌冬季五輪に向けてターゲット競技を見直し、昨年のソチ五輪後に浅田真央（中京大）が休養したフィギュアスケート女子を、金メダルが期待され、最も力を入れて支援する「Ａ」ランクから新設した最低の「Ｃ」ランクに格下げしたと発表した。

　「Ａ」にはフィギュアスケート男子とスキーのジャンプ女子を従来通りに指定。スノーボードではパラレル種目の女子、スロープスタイル女子を「Ｂ」に加えた。フリースタイルスキー女子モーグルとスピードスケート男子は「Ｂ」から「Ｃ」、カーリング女子とアイスホッケー女子などを「Ｃ」に追加した。文科省は今後も見直す。