神戸製鋼が、優勝に王手をかけた。

トップリーグとしては創設元年の03年度以来、日本選手権は00年度以来の優勝をかけ、15日にサントリーとの決勝戦(東京・秩父宮)に臨む。

神戸製鋼は前半に2トライを挙げ18-6とリードして折り返した。後半はトヨタ自動車の反撃にあい、残り5分までにリードはわずか5点。だが終了間際に、ニュージーランド代表112キャップの世界的SOダン・カーターが突破し、空いたスペースへキックしたボールを、WTBアンダーソン・フレイザーが抑え込んで勝負を決めた。

カーターは1トライを含め、31点中21点を奪う活躍だった。