<柔道:世界選手権>◇9日◇男子100キロ超級◇東京・代々木第1体育館

 世界ランク3位で、04年アテネ五輪男子100キロ超級金メダルの鈴木桂治(30=国士舘大教)が1回戦でまさかの1本負けを喫した。同15位で欧州選手権2度の銀メダリストのヤヌシュ・ウォイナロビッチ(30)に2分34秒、小外掛けで1本を奪われた。5月のリオデジャネイロで行われたグランドスラム大会準々決勝では1本勝ちしている相手だけに、鈴木は「分からない、信じられない」を連発。ケガもなく、地元で必勝を期していただけに「まだ夢であってほしいです」と、ぼう然としていた。