<柔道:世界選手権>◇9日◇男子100キロ級◇東京・代々木第1体育館

 高木海帆(19=東海大)が2回戦で、北京五輪金メダルのナイダン・ツブシンバヤル(モンゴル)に敗れた。ポイントでリードを奪いながら、終了4秒前に追い付かれ、サドンデスのゴールデンスコア方式の延長戦に突入。延長2分18秒に有効を奪われ敗退した。

 高木は「自分が理想とする柔道ができなかった。精神面でも、まだまだ甘い」と振り返った。「やっぱり世界選手権は違う。逆転できたのに、自分のものにできない。未熟というか、情けないのひと言です」と話していた。