日本相撲協会は27日、週刊新潮で報じられた件について、東京・両国国技館で鳴戸親方(元横綱隆の里)と幕内隆の山から事情を聴いた。週刊新潮は、鳴戸親方が「精神注入棒」と書かれた角材で弟子の頭をたたき、糖尿病の同親方が隆の山を太らせるために、インスリン注射を打たせていると、元力士の証言として報じている。放駒理事長は「報道に対してどうか、2人に聴いた。今日はまだ聴いただけで、これからもう少し、こちらで調査する」と慎重に話した。