<水泳世界選手権>◇第12日◇7月31日◇バルセロナ◇女子200メートルバタフライ準決勝

 女子200メートルバタフライの星奈津美(スウィン大教)は、目標にしていた2分6秒台前半に届かず「思ったよりもタイムが遅い。体も、もうちょっと動けば良かった」と決勝への不安を口にした。

 前半から飛ばすタイプだったロンドン五輪2位のベルモンテガルシア(スペイン)の隣のコースを泳ぎ、ついていく作戦だった。ところが予想に反して相手が後半勝負のレースをしたため、ペースを乱されてしまったという。

 決勝では周りを意識しすぎず、課題の前半をどれだけ速く泳げるかが鍵になる。「精いっぱいのレースをしたい。思い切っていく」と気合を入れた。