史上8校目の甲子園春夏連覇を目指す敦賀気比(福井)が、昨年まで夏の初戦負けなし16連勝の明徳義塾(高知)に延長10回、4-3でサヨナラ勝ちした。

 10回裏2死満塁として、主将の1番篠原涼内野手(3年)が中前へ抜けるサヨナラ安打を放った。篠原は福井大会決勝でも延長10回にサヨナラ打。夏、2試合連続の経験に「あ、そうなりますね」と笑顔を見せた。ただ、主将として「試合の入り方が悪く、3回までに3点取られた。その後踏ん張って投げてくれた平沼(翔太投手、3年)を、なかなか助けることができず申し訳なかった。次からは、もっと早く援護したい」と反省を忘れなかった。