桐光学園が「清宮世代」の活躍で4強入りを決めた。スタメンに1年生5人が名を連ねる打線が初回から爆発し、10安打9得点で横浜隼人に快勝。1番の斎藤健成外野手(1年)は5打数3安打で存在感を示した。関東大会出場をかけた10月3日の準決勝は日大高と対戦する。
期待のルーキーが猛打の口火を切った。初回、先頭の斎藤が中前打で出塁すると、打者8人の猛攻で4点を先制。2回も1死から斎藤の三塁内野安打を皮切りに2点を追加した。5打数3安打のリードオフマンは「今まで塁に出られないことが多かったけど、チームに貢献できた」と初々しい笑顔を見せた。
昨年、侍ジャパンU15(15歳以下)で1番を任された打力を発揮した。今夏は背番号「11」でベンチ入り。新チームから右翼手のレギュラーとなったが「2アウトからでも自分でチャンスを作れなかった。まだ本来の打撃はできてない」と満足する様子はなかった。
1~3番と8、9番に入った1年生がチャンスを作り、中軸の2年生がかえす理想の展開だった。野呂雅之監督(54)は「学年は関係ない。この1週間で一番いいチームで臨んだ」と評価した。新しい力が躍動する桐光学園が、楽天松井裕を擁した12年夏以来の甲子園出場を狙う。【鹿野雄太】

