高校通算66発の早実(西東京)清宮幸太郎内野手(2年)が、主将を務める新チーム初の公式戦を24-0の5回コールド勝ちで飾った。八王子桑志(西東京)戦に「3番一塁」で出場。相手左腕の推定球速90キロの遅い球にタイミングが合わず、4打数2安打1打点で本塁打は出なかった。打線は自ら考案した「GO! GO! GO!」のスローガン通り17安打と爆発し、投手陣もテンポよく無安打無得点リレー。「積極的にやっていく、自分たちのカラーを体現しようと思った」。来春センバツへ向け、好スタートを切った。

 新スローガンには、3つの思いを込めた。今夏は西東京大会準々決勝で八王子学園八王子に敗退。「140キロを投げる投手がいて、体が小さくても飛ばす選手もいた。力負けだった」。「GO!」の1つ目には投手の球速「5」キロ増。2つ目は打者の飛距離「5」メートルアップ。3つ目には各自の体重「5」キロ増という目標を含めた。「ソフトバンクの『熱男』じゃないけど、練習からみんなが口に出していけるようにしたかった」。ノリの良さにも、清宮らしさが表れていた。

 チームは圧勝したが「ボール球に手を出してしまった。自分の姿はチームの姿。今日みたいなバッティングはしないようにしたい」。今日4日は本戦出場をかけて、立志舎との代表決定戦に臨む。【鹿野雄太】