今年の春夏甲子園に連続出場。エースで4番の主将は、投打で注目された。夏は初戦の北陸戦でサイクル安打を超える本塁打、三塁打、二塁打2本、6打数4安打6打点という打撃を披露。最速146キロの投手としては体調が万全ではなかったが、高校日本代表として参加したU18アジア選手権ではインドネシア戦で5回完全投球。「投手でプロに」との思いを持っている。


 ◆藤嶋健人(ふじしま・けんと)1998年(平10)5月8日、愛知県豊橋市生まれ。東邦1年夏に主戦格として甲子園に出場、初戦の日南学園(宮崎)に勝利。77年準優勝時の坂本佳一にちなみ「バンビの再来」と騒がれた。今春センバツは2回戦敗退。今夏は初戦・北陸(福井)戦で本塁打、三塁打、二塁打2本の“サイクル超え”。3回戦・聖光学院(福島)戦で敗退。最速146キロ、高校通算本塁打49本。176センチ、80キロ。右投げ右打ち。


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