札幌ドームに道産子の大物歌手が登場する。

 日本ハムは28日、北海道・足寄町出身の歌手松山千春(59)が9月21日ソフトバンク戦(札幌ドーム)の試合前に名曲「大空と大地の中で」を歌唱すると発表した。

 同曲は、前日27日西武戦で公式戦通算1000試合出場を達成した日本ハムの名物マスコット「B☆B」と深いつながりがある。「B☆B」が北海道の全市町村を訪問し、各地の特産品や名所などを紹介してきた企画「212物語」(04年移転当時の212市町村を訪問、札幌ドームでの試合前に大型ビジョンで放映)で、挿入歌として使用されてきた。10年間に渡るプロジェクトは、19日西武戦から23日ソフトバンク戦までの札幌ドーム5試合で完結予定。この5日間は「212物語 THE FINAL 2006-2015」と銘打って開催され、その一環として松山がゲスト出演することになった。

 また、最終話を放映予定の23日は「B☆B」と同様に、全179市町村での公演を今年達成した札幌交響楽団が演奏を披露し、フィナーレに花を添える。詳細は球団ホームページへ。