中日がドミニカ共和国出身のヨルダン・ノルベルト投手(28)の獲得に乗り出していることが24日、分かった。10年と12年にメジャーの中継ぎで30試合以上に登板。現在は先発だが、阪神にFA移籍したリリーフ左腕高橋聡の穴を埋める存在にもなり得る。
ノルベルトは23歳だった10年にメジャーデビュー、左の中継ぎとして台頭した。13年に左肘手術を受け、同年に禁止薬物違反で50試合の出場停止処分も受けた。以降はメジャー昇格していないが、手術の影響を感じさせない活躍を母国ウインターリーグで続けている。今季はエスコヒドで7試合に先発し、2勝2敗、防御率1・34の安定感。視察中の森ヘッドコーチ兼国際渉外担当がチェックし、交渉も順調とみられる。
直球は140キロ台でスライダーのキレと精度が高い。現段階では同じ左腕のバルデスの先発ローテーション入りが有力だが、チーム状況に応じて先発・中継ぎ両面で対応できそうなのは強みになる。
球団はほかに、メジャー通算66本塁打で、ルナに代わる4番候補になるダヤン・ビシエド外野手(26=前ホワイトソックス)と、抑え候補の160キロ右腕フアン・ハイメ投手(28=前ドジャース3A)の獲得調査も進めている。来季残留見込みの左腕バルデス、右腕ネイラー、野手ではエルナンデス、ナニータと合わせて最大で7人の助っ人陣容になる。左投手も補強が必要だった。ウイークポイントを的確に埋める厚い補強で、谷繁体制3年目に臨む。
◆ヨルダン・ノルベルト 1986年12月8日、ドミニカ共和国ナグア生まれ。06年にダイヤモンドバックスと契約。10年にメジャーデビュー。昨オフにレイズとマイナー契約したがメジャー昇格できず、今年8月に自由契約に。ドミニカ共和国ウインターリーグのエスコヒド所属。183センチ、85キロ。左投げ左打ち。




