巨人が3軍を「流し」で鍛える。今季から新設の同軍が6月ごろに台湾に遠征し、6試合の練習試合を行うことが7日、決まった。

 年間90試合を予定するが対戦相手を求め、60試合が国内でのビジター戦。さらに異国の地に乗り込んで社会人、大学生らアマチュアを相手にする。若手や育成が主体のメンバーにとっては貴重な実戦経験となる。

 台湾にはメリットも多い。遠征費用も沖縄と同程度。またウインターリーグにも選手を派遣しており、パイプがある。球団幹部は「台湾は日本野球、巨人が好きな人が多い。王さんのレジェンドも残っている。台湾との関係はこれからも強化したい」と発展性にも期する。