阪神3年目の横田慎太郎外野手(20)が伝統の一戦デビューをプロ初の決勝打で飾った。藤浪の激走が呼んだ3回無死一、三塁。巨人ポレダの初球を果敢にスイングした打球は投前に高く弾んだ。ポレダが三塁走者藤浪の生還をあきらめ、ゆっくり打球処理を行っている間に、全力疾走して一塁セーフ。今季12安打中4本目となる内野安打で勝ち越した。プロ2打点目で3試合連続安打とし「ああいうのがいいかなと思うんで」と笑顔だ。
足と状況判断でも光った。適時内野安打後に三塁まで進むと、1死一、三塁からゴメスの空振り三振の間に一塁走者ヘイグがスチール。捕手小林誠が二塁送球した瞬間に、本塁目がけてスタートを切り、重盗成功でリードを3点に広げた。
「狙っていました。(捕手が二塁に)投げたらと思っていました。積極的にやっていこうと思っていました」とまた笑顔。3盗塁はヤクルト山田、広島天谷と並んで堂々のリーグトップだ。「打てない時は足で貢献したい」。そう意気込む20歳の攻撃的なスタイルが、チームを勢いづける。
1回にもセーフティーバントを試みるなど、2番打者として最後までポレダを惑わせた。5打数1安打でも勝利への貢献度は高く、横田を知らない巨人ファンにも存在感を見せつけた。



