阪神が巨人エース菅野の前に6安打完封負けで、奪首はお預けとなった。接戦で迎えた7回の攻撃では、金本監督が初めて抗議に出る場面もあった。この回1死一塁の場面で左翼への梅野の飛球を中井が地面スレスレのショートバウンドでキャッチ。山路三塁審判が両手を横に広げたのは、中井が二塁送球してからで、判断を遅らされた一走鳥谷は封殺された。

 金本監督は「遅いわ! 問題外! (二塁に)投げた後でジャッジした。あり得ないよ。(一塁)ランナーはどうすればいいの? そりゃ固まるよ」と怒りが収まらなかった。

 菅野に対しても、2度得点圏に走者を進めたがあと1本が出ず。「ストレートに力があって、球速以上のスピード感があった。でも何とか工夫を見たかったね。早めにタイミングを取るとか始動を早くするとか、ステップを狭くするとか…。次への対策、反省を選手個々でしてもらわないと」と苦言を呈した。

 巨人3連戦での首位取りは失敗したが、今日の第3戦でカード勝ち越しがかかる。「明日は若い投手だけど油断しないようにしないと」と、20歳の右腕、平良相手に手綱を締め直した。