楽天オコエ瑠偉外野手(18)が初の「親子ゲーム」で初安打を放った。1軍登録のまま2軍戦にプロ初出場。「1番中堅」で先発した。ヤクルト先発は寺田哲也投手(29)。

 第1打席は1回無死走者なしの先頭打者。カウント2-2からの5球目、外角低めの直球を振りぬき、右翼前へ落とす美しい流し打ち。いきなり初安打を記録した。そのまま次打者三好の2球目でスタートを切り、二盗も成功。犠打で三塁へ進むと、北川の一ゴロの間に本塁生還。先制のホームを踏んだ。

 第2打席は2回2死一塁。内角低めへ曲がるスライダーを引っかけて、三ゴロに倒れた。

 第3打席は4回2死一塁。カウント0-2と追い込まれ、外角低めへ曲がる変化球に合わせる打撃で力のない二ゴロとなった。

 第4打席は7回1死走者なし。投手田川の初球、内角への直球を詰まらせて三ゴロに倒れた。この回の打席が終わり、交代した。

 初の2軍戦は4打数1安打だった。