巨人の「勝利の方程式」が崩れた。
4-3と逆転した6回に2番手戸根を投入したが、バレンティンに同点弾。山口、マシソン、沢村で逃げ切る青写真は狂った。それでも同点の7回に山口を起用したが、バレンティンに決勝打を浴びた。18試合目にして、救援陣が初黒星。高橋由伸監督(41)は「勝ったり競ったりしているゲームが多いので、しょうがないと思うところもある」と、敗因には挙げなかった。
ベストメンバーが組めない中、追いかける展開になったのが響いた。下半身に痛みのある坂本が2試合連続でベンチスタートし、4番ギャレットは体調不良のため試合開始前に帰宅。主軸2枚が欠けた中、初回に長野の通算100号となる3号ソロで先制を決めた。
先発高木が踏ん張れなかった。3回に9番小川の安打を皮切りに四球や失策が絡んで3失点し、5回で降板した。高橋監督は「ずっと同じような四球だったり、もったいないところがあるけど、自分で何とかしてもらわないと。それ以外は粘って投げてくれたとは思うけど。先発がもうちょっと投げてくれれば一番いいけどね」と、期待を込めて注文をつけた。高木も「先発の1人1として試合を任されている以上、もっと結果を出さないといけない」と反省した。
2位阪神と広島が勝ったため、今季初めて3位に転落。開幕カードで3連勝したヤクルトに、1勝2敗と負け越した。メモリアル弾の長野は「まさかプロに入って100本も本塁打を打てるとは思わなかった。でも、もう少し打ちたい。チームが勝てれば良かったです」と、喜びよりも悔しさをあらわにした。16日からは、首位広島と東京ドームで2連戦。投打ともに臨戦態勢を整え、すぐに首位の座を奪い返す。



