九州に届け-。育成の楽天柿沢貴裕内野手(21)がイースタンDeNA戦で2号ソロを放った。8回2死走者なし。仙台大出身のドラフト2位右腕・熊原の外角152キロをフルスイングで左中間スタンドへ。「内角はないという読み通りでした。速い球は好き。今年から心がけている、強いインパクトで打てました」と完璧な一打だった。
東京で生まれ、鹿児島で育った。神村学園の中等部入学と同時に、家族といちき串野木市へ渡った。「自分の半分は九州です」。だからこそ熊本地震の悲報に胸を痛めた。母方の祖母が、今も大隅半島の北部で1人暮らしをしている。「地震で、家の壁とか古いレンガとかが崩れたそうです。おばあちゃん子だったので、今も心配です」。人知れず九州を思う日々だ。
12年ドラフト6位で外野手として入団。14年秋に育成契約を結び、今年から内野手登録。再度の支配下登録を果たし、第2の地元に吉報を届ける。




