阪神高山俊外野手(23)が会心の今季2号本塁打を放った。

 1点リードの5回無死一塁。広島先発福井が投じた初球の甘いカットボールを完璧にとらえ、豪快に右翼席へ運んだ。貴重な2ランで3点リードに拡大。「完璧でしたね。あの場面は走者が一塁で、引っ張って何とか一、三塁にと考えていましたが、予想以上の結果が出た」と振り返った。この日は2安打を連ね、プロ最多3打点の活躍。

 広島戦を2勝1敗と勝ち越し、3位に浮上した。金本知憲監督(48)も「勝ち越しが目標だから良かった」と胸をなでおろした。