阪神先発能見篤史投手(36)が今季チーム初の完投勝利を飾った。好調広島打線を相手に9回を投げ5安打2失点、104球で2勝目をマークした。

 「前回(15日中日戦)が2回で代わっているので何とか長いイニングを投げたいと思っていました。味方がいい感じで得点してくれました」

 広島新井には2安打を許し、2000本安打へリーチを許す格好となったが「4番打者として立ってるんで点差が違ったら配球も違ってきたとは思います。(記録達成は)別のところでやってもらえたら、と思います」と冷静に話した。